作曲家・吉田正先生の門下生となり、以来私の歌手生活も今年で58周年を迎えます。
私は小さい頃に両親を亡くし、大変厳しい少女時代を過ごしてまいりましたが、それでも多くの方々に助けられ・支えられて生きてまいりました。
おかげさまを持ちまして、歌手となりました現在も多くの支援者の方、ファンの方に応援を頂いて歩んでおります。その意味でもお一人おひとりの方に、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
そのお礼とお返しの意味も込めて、歌手活動の傍ら長年にわたりライフワークとして福祉活動にも力を入れております。
そして、歌手活動と福祉の両面で多くの方からの、暖かいご支援を賜る機会も増えてまいりました。そのような中で最近になり、ますます人との広がる輪がどれだけ意味を持ち、どれだけ大切かが、実感としてわかってきました。
そして、この輪がさらに大きく広がればとの願いを込めて、これからも、日本人の心に伝わり、琴線に触れ皆様に感動を与える演歌を歌い続けてまいりたいと思っております。今年も宜しくお願い申し上げます。
古都 清乃